ストレスで薄毛になるのか?
ストレスと薄毛には密接な関係があります。
ストレスがもとで円形脱毛症が起きたりすることでもストレスと抜け毛は大きく関係します。また男性型脱毛症にもこのストレスは関係してきます。
またストレスは目に見えなく知らない間に体に影響を及ぼします。
心身がストレスを抱えてしまっている場合、精神的なものから肉体的なものまで様々な症状が起こりうる可能性があります。
初期に現れる症状は、目の疲れや食欲不振、立ちくらみなど人によって様々な異常が症状として出たりします。
しかし、ほとんどの人はストレスではなく軽い風邪や貧血によるものだと勘違いしてしまうので根本的な解消をできずに長期間にわたって悩まされるケースもあります。
慢性化してしまうと、体の一部が麻痺してしまったり、少しのことでイライラしてしまう性格になってしまうこともあります。
ストレスで薄毛が進行してしまう原因は複合的で全てが明らかになっているわけではありませんがこの中でもストレスと薄毛について大きく関係してくる原因をお伝えしたいと思います。
ストレスと男性ホルモンの関与による説
まず薄毛の原因でも大きな原因の一つであるホルモンの関係について解説したいと思います。
薄毛の原因でもある毛乳頭や皮脂腺にある5αリダクターゼという悪玉酵素が男性ホルモンのテストステロンと結合してDHT(ジヒドロテストロン)に変化してこのDHTが毛根の下にある毛母細胞の活動を停止させて脱毛が起こると考えられています。
5αリダクターゼとはどのような成分なのかがこちらで分かりやすく解説してあります。
5αリダクターゼは、男性ホルモン(テストステロン)を、より強力な男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素です。
1型と2型があり、2型5αリダクターゼがより強力な男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)を生成すると言われています。
AGAは、テストステロンが5αリダクターゼと結びつくことによって、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるのが原因で起こります。
生成されたジヒドロテストステロン(DHT)は、毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつき、髪の毛の正常なサイクルを狂わせてしまうのです
ではなぜジヒドロテストステロンは増えるのでしょうか?
実はテストステロンの量には大きな個人差はないと言われています。
そのため、原因は5αリダクターゼにあると考えられるのです。5αリダクターゼの分泌量は個人差が大きく、5αリダクターゼの量が多い人ほどジヒドロテストステロンも多くなる傾向にあります。
また、5αリダクターゼには1型と2型がありますが、特に2型5αリダクターゼの方がジヒドロテストステロンを多く生成すると言われています。
男性ホルモン自体は薄毛の原因となる悪いホルモンではありません。
男性ホルモンと5αリダクターゼと結合するとジヒドロテストステロンというDHTと言われる悪玉ホルモンに変わり髪に悪さします。
このテストステロンは男性の生殖器の発達にかかわるホルモンで男性全員にこのホルモンがあり男性が大人に成長するときに現れる声変わりや筋肉量にも深く関係しています。
身体は強いストレスの高い状況におかれると身体の代謝機能が低下して、血流が悪くなる事が知られています。
これにより末梢神経の血行も悪くなり、前頭部や頭頂部の血流量が減ります。
体は血流量を増やすためにその血流量を増やす効果も兼ね備えるテストステロンの分泌量を増やすのです。
テストステロンの分泌が増えると男性ホルモンと結合してDHTが増加してそれが原因て薄毛が進行してしまうと研究されています。
ストレスで薄毛になってきたのか?
もしくはAGAが原因で薄毛になってきているのか見極めが個人では判断できない事が殆どです。
そのような場合には一人で判断するのではなく、毛髪専門医に相談してカウンセリングしてもらう事が大切ですし、何より毛髪専門医によるアドバイスは一人で悩み色々な育毛法を試して効果が出ない方には最適です。
個々の薄毛症状にあわせた育毛法が相談できアドバイスしていただけます。
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加曾利医師と発毛診断士による育毛プロジェクト
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