シャンプーした時に抜け毛が多いと誰しも心配になります。
洗髪しているっと抜け毛の本数をついつい数えてしまう。こんな経験あなたはないですか?
一日に何本の抜け毛だったらハゲなくてすむのでしょうか?
髪の悩みが出てくると、そもそも毛はどうして出来て、いつから髪の本数が決まってくるのかが知りたくなります。
あの人は髪の毛の本数が多い感じ、こちらの人は髪の毛の本数が薄毛ではないけど少ない感じ。
なぜ、こうも髪の毛の本数は個人で違うのでしょうか?
実は、すでに髪の毛の本数は各自決まっているのです。
今回は髪の毛についてまとめてみました。
これが毛髪の正体だ。
人間は胎児の段階(母親の胎内にいる2ヶ月から3ヶ月あたり)で、もう頭髪が生えています。
この時点で体中の毛髪の本数は決まり、その数は以後、増えることもなければ減ることもありません。
日本人の体に生えている毛髪は、その総本数の平均が約500万本と言われて,
その中で産毛など目に見えにくいものを除くと約10万本にもなります。
また成年男子で頭部の1平方センチあたり230本から100本の頭髪が生えています。
頭髪全体の10%から30%が抜け落ちると、その部分ははっきりと目立つようになり、周りからも「ハゲ、薄毛」と言われるようになります。
頭髪を燃やすと、目玉焼きを焦がしたような匂いがします。
これはケラチンというタンパク質が焦げる匂いです。
ケラチンは大量の偉業を含んだタンパク質からできているため、燃やした時に独特の匂いがします。
頭髪にはケラチンの他にも炭素、水素、酸素、窒素、硫黄などの成分も含まれています。
直径0.1ミリほどの頭髪の成分であるケラチンはとても強固で、両指に持っていき次ろうとしてもなかなか簡単にちぎれるものではありません。
皮膚の内部に入り込んでいる毛の根本は「毛根」と言い毛根の最下部のふくらんだようになっている部分が「毛球」です。
さらに毛球の下端で血管や神経が集まっている部分が「毛乳頭」です。
毛乳頭には、たくさんの毛細血管が集中し、栄養や老廃物の受け渡しをしながら、毛髪の発生源である毛母に「毛髪の成分を作りなさい」「毛髪の生産をやすみなさい」などと働きかけます。
そうすることで毛髪の成長に深く関わっています。毛球を包んでいるのが毛包といいます。
毛髪を引き抜いたとき、根本の部分についている白いものは毛包の一部です。
また自分で髪を引き抜いたりしてしまうこともあります。もし自身の髪を抜いてしまう癖がある方はこちらをご覧ください。
毛を抜いてしまう癖を引き起こす原因
あくまでも癖のひとつですので、大きな原因はない場合がほとんどです。
しかし、正常に生えている髪の毛を引き抜くという行為はそれなりの痛みをともない、それだけの代償を払ってでも解消したいストレスを抱えている可能性があります。
子供の場合は、母親との間に生じる欲求不満や、学校生活における対人関係が主な原因として考えられていますが、大人になっても抜毛が止まらない場合は、精神疾患がベースにあることもあります。
毛髪の5つのポイント
人間の身体中の毛髪の本数は母親の胎内にいる2ヶ月から3ヶ月あたりで決まってしまいます。
一度決まった本数は、成人しても増減はしない。日本人の体に生えている毛髪は平均総本数が約500万本。
肉眼ではっきり見えるものは約10万本。
成人男性で頭部の1平方センチあたり130本から200本の頭髪が生えています。
頭髪全体の10%から30パーセントが抜け落ちると、それはハゲ、薄毛と思って良いと判断出来ます。
頭髪の成分はケラチンと言うとても強固なタンパク質で両指に持って引きちぎろうとしてもなかなか簡単にちぎれないほどです。
•皮膚の内部にある「毛根」。
•その最下部のふくらんだ部分が「毛球」。
•毛球の下端で血管や神経が集まっている部分が「毛乳頭」。
毛乳頭は毛髪の発生源である毛母に、毛髪の成長についていろいろな指令を出します。
また、こちらにも注意して見ていきたい毛根の種類が記載されていますので参考にしてください。
注意したい抜け毛と毛根のタイプ
正常なヘアサイクルから計算すると、髪の毛は1日に50~100本が抜け落ちることになります。
また、そもそも何本抜けているかを数えるなんて無理な話です。
そのため、危険な抜け毛かどうかを判断するには、本数よりも毛根や抜けた毛のタイプを見ることをおすすめします。以下に、危険な抜け毛と毛根のタイプをご紹介します。
●短小毛のタイプ
短く、毛先がとがっている抜け毛は、一般的に短小毛と呼ばれています。短小毛が抜け落ちた毛穴から生えてくる新しい毛は、さらに細く短くなり、最終的には産毛となってしまうケースが多いです。
●「感嘆詞毛」のタイプ
強いストレスを受けた毛根は、根本部分は太いものの、毛先に向かってぐっと細くなっています。その形状がびっくりマークに似ていることから、一般的に「感嘆詞毛」とも呼ばれるようになりました。
このような毛根になる代表的な症状は、円形脱毛症です。また、ストレス過多、無理なダイエットをしたときにも現れます。
人間にはなぜ毛があるのか?
私たちの全身を応用にしてある毛や毛髪。
これらの毛は一体何のためにあるのでしょう。
ハゲ薄毛に悩む人の中には、「いっそのこと、みんなの体から一切の毛がなくなってしまえばいい」などと無茶なことをつぶやく人もいるほどです。
しかし、毛にはそれなりの存在理由がちゃんとあるので特に体の健康維持に関わっているポイントを上げると次のようになります。
•外からの衝撃、摩擦から体を守る。
•全身を覆うに入ることで体温を維持する。
•外からのいろいろなものが、肌に直接触れる前に触覚でキャッチをする。
このように、私たちの毛髪には、体を守り続けるために役割がきちんとあります。
ハゲ、薄毛に悩むからと言って、決してヤケになって毛の事を軽んじるような姿勢はやめましょう。
毛の寿命はどのくらい?
1本の毛が毛髪の中で毛根として生まれ、抜け落ちるまでの期間を毛周期(ヘアサイクル)といいます。
頭髪の場合は、男女や年齢によって個人差はあるものの、ほぼ次のような過程をたどります。
1.成長期(アナゲン期 2~5年)この時期には血管を通して栄養が、毛乳頭や毛母細胞に供給され、毛芽全体の約90%がこの成長期にあります。
2.退行期(移行期14日)退行期には、下部の毛組織の細胞分裂が減少し、毛の生成がついに停止してしまいます。
全体の毛髪の約10%が退行期や休止期にあります。
3. 休止期(テロゲン期100日から150日)毛の生成停止がさらに進むと、細胞分裂は全く止まります。
次の成長期に入る毛髪が下から押し出してくれるのを静かに待っている時期です。
この時期に脱毛が起こります。
このように毛髪の一生は成長期から休止期までを1つのサイクルとして進みます。
その期間の長さは、毛髪の生えている部位で異なりますが、男性の頭髪の場合は平均4年、女性で4年から7年と言われています。
これがハゲ、薄毛の実態
毛髪サイクルをよく見ながら、頭髪についてのハゲ、薄毛を考えてみましょう。
ハゲ、薄毛になると言う事は、毛髪サイクルの中の成長期と休止期の比率に関係しています。
全体の毛髪の中の約10%が退行期か休止期にあると言う事は、約10万本(すべての体毛の中で目に見える毛髪の本数)のうち1万本が100日から150日かけて絶えず抜け落ちていることになります。
したがって、1日100本くらいの抜け毛があったからといって少しも異常は無いのです。
脱毛に神経質になりすぎるあまり、シャンプーを控えて不潔にすることの方が脱毛を促進することもある位です。
休止期にあたる毛の増加は、年齢とともに増えていきます。
人によっては若い頃から休止期が増える人がいますが、これには遺伝が深く関わっています。
ヘアサイクルをコントロールするその他の要因については、残念ながらまだ明確には分かっていません。
しかし脱毛に悩む人たちの頭髪は、成長期が短く、退行期や休止期が長い傾向にあることに間違いありません。
正常な状態で毛が抜け落ちた場合、主を失った毛嚢には、次に新しく入るための新毛がちゃんと準備されています。
でも毛細血管によって毛乳頭に栄養や老廃物の受け渡し交換が行われないと、毛は元気よく伸びるわけにはいかないのです。
つまり、毛が成長するための環境が整っていなければならないのです。
この環境の乱れがハゲ薄毛の原因の1つです。
栄養と老廃物の交換がうまくいかない悪環境のために、2年半から5年半のヘアサイクルを全うしないままに毛嚢を出されてしまう頭髪。
これが続けば、全体の頭髪が減ってくると言うことになります。
全体の頭髪のうち、20%以上が休止期に陥ってしまうと脱毛症状が現れると考えてよいでしょう。
男女とも特に休止期毛が、前頭部頭頂部にかけて多く分布していると、周りから肉眼でもはっきりとその薄さがわかります。
ハゲ薄毛の実態まとめ
1日に100本くらいの抜け毛があっても心配はいらない。
休止期毛の増加は、年齢とともに増える。若い頃から休止期毛が増える場合、遺伝が深く関わっている。
栄養と老廃物の交換がうまくいかない。これもハゲ、薄毛の原因のひとつでもあります。
これが続けば、全体の頭髪が確実に減ります。
全体の頭髪のうち20%が休止期、またはそれ以上になると脱毛症状があらわれていると考えてよいでしょう。
こちらのサイトも是非参考にされてください。
クリニックにわざわざ行く必要がなく、毛髪専門医師によるメールカウンセリングが出来るのはこちらになります。
http://hair-life.net/
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